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【カイジのハンチョウから学ぶ】私たちは1日を大切に使い切っているか?

雑記

こんにちは、たにしんです。



最近、こんな漫画を読みました。

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「1日外出録 ハンチョウ」



これ、あの有名な賭博黙示録カイジのスピンオフ作品なんです。



カイジというのは、どうしようもないダメニートの伊藤カイジが、友人の保証人となっていたことをきっかけに多額の借金を背負い、人生の一発逆転をかけて命をかけたゲームを行うという漫画。



その中で、カイジがゲームに負けて地下の強制労働施設へ送られたときに登場するのが、この漫画の主役、ハンチョウ大槻です。



この漫画を知ったきっかけは、この動画をみたことです。



この動画でのハンチョウの紹介は 8:43 あたりからです。



元々、ハンチョウのスピンオフがあることは知っていたのですが、正直あまりおもしろくなさそうだと思い、読んでいませんでした。笑



でも、実際に読んでみるとなかなかにおもしろい。



それだけでなく、自分の生活について、ちょっとした反省にもつながりました。



何を反省したのかというと、ごくたまにしか外出できないハンチョウに比べて、自分は圧倒的に自由なはずなのに、全然1日を使い切れていない、と思ったのです。



逆に言えば、自分は自由であることに甘んじて、大切であるはずの1日を本気で楽しめていないではないか、と思ったのです。



この漫画の面白さはズバリ、普段は地下の強制労働施設にいるハンチョウが、貴重な貴重な1日の外出をいかにして楽しむか、その過程や思考を覗きみる点です。



例えば、ハンチョウは外出時の食事をとても楽しみにしています。



それもそのはず、ハンチョウのいる地下労働施設では、おいしい食事など出てきません。



パサパサの魚や小さい肉など、地上の料理とは比べ物にならないくらい貧相です。



そのため、1日外出が叶ったときには、必ず自分が心の底からおいしいと思えるものを徹底的に考えます。



凡人であれば、貴重な1日外出をなんとか意味のあるものにしようと、値段の高い食事を食べようとしてしまいます。



しかし、ハンチョウ大槻は違います。



値段ではない。自分の腹具合を確かめ、今、自分が本当に何が食べたいのか。それを考え抜くのです。



レジャーについてもそう。



自分と対話し、自分がしたいことを徹底的に追求する。その姿勢は、とても勉強になります。



読んでいて思いました。
自分はこれまで、1日を大切に使い切れていなかった、と。



作品の中では、「えっ、なんでそんなことするの?」と思わされることが多々あるのですが、その行動には必ずハンチョウの深い意図があり、最後には「なるほど」と思わされます。



もちろん、漫画の中の話なので、現実では「そんなにうまくいくぅ?」というオチもあります。



ただ1つ言えるのは、作品の中でハンチョウはうまいこと1日を楽しみ切るのです。



そして、なにはともあれ、最後はほっこりして終わることが多いです。



カイジはガッカリして終わることも多いので、ここは安心して読めるところ。



基本、一話完結なので読みやすく、1日を大切に使い切るヒントを得られる漫画です。



気になる方は、ぜひ読んでみてください。

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