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貯金だけはむしろリスク?安定収入のあるリハビリ職こそ投資に乗り出すべき科学的根拠

資産構築

はじめに:リハビリ職のあなた、貯金だけで本当に安心ですか?

最近、テレビやネット、SNSなどで「資産運用」や「投資」についての情報が取り上げられ、話題になっているのをよく目にしませんか?

「自分自身の持っているお金(資産)を、資産運用で増やしたい」と考えているリハビリ職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)の方も、きっと多いのではないかと思います。

この記事では、そんなリハビリ職の皆様が資産運用をするべき理由やメリット、そして気になるデメリットや注意点について、分かりやすく解説していきます。

まず結論からお伝えすると、私は「リハビリ職こそ、絶対に資産運用(投資)をするべきだ」と考えています。

もちろん、これは私個人の見解ですので、最終的には一人ひとりがよく考えた上で投資を行うべきです。

しかし、今の世の中の動きを見ていると、どうしても投資の必要性を感じざるを得ません。

今、世の中は「インフレ」の局面にあり、物の値段が上がり、相対的にお金の価値がどんどん下がってきています。

つまり、「ずっと貯金だけ」「日本円だけ」で資産を持ち続けるということは、裏を返せば「日本円という1つの通貨に、自分の全財産を集中投資している」ことと同義なのです。

これまでの「デフレの時代(物の価値が下がっていく時代)」においては、銀行に現金をずっと貯めておくという手法でも十分に資産を守ることができたかもしれません。

しかし、これから先の世界では、そうはいかないのではないかと思います。

だからこそ、リハビリ職も投資というものを積極的に勉強し、実践していくことが望ましいのです。

この記事では、リハビリ職こそ投資をすべき理由を解説し、投資におけるデメリット・リスクも解説します。

そして、私の考えるリハビリ職の最適な投資戦略についてもお伝えしているので、資産を増やしたいと思っているリハビリ職の皆さんは、ぜひ最後まで読んでみてください。

理由①:限定された特殊な環境から、広い社会へ目を向ける「最高の勉強」になる

なぜ他のみんなではなく「リハビリ職こそ」投資をした方がいいのでしょうか?

大きな理由の1つとして、リハビリ職の多くが、病院やクリニック、福祉施設など、非常に限られた「特殊な環境」でしか働いていないという現状があります。

そもそも「投資をする」ということは、私たちが生きているこの広い社会を見渡し、「その中で今後、何が伸びていくのか」を見極める(当てる)ような側面を持っています。

つまり、投資が上手くなるということは、自分自身の人生をより良く構築できるだけでなく、「社会で今何が起こっていて、どのような流れで社会が動いているのか」を把握し、勉強できるということにつながるのです。

私たちが働く特殊な環境(病院や福祉施設など)も、決して孤立しているわけではなく、この社会の大きな流れの中に位置しています。

医療・福祉業界も、社会と全く無関係ではいられません。

この国で起こる政治や経済の出来事、さらにはもっと広い視野で見た「世界で何が起こっているのか」というニュースも、実は私たちの仕事や日々の生活に直結しているのです。

「投資」という形で自分自身のお金を市場にかけ、実際に身を置いてみることで、そうした社会や世界の情勢が自然と耳に入り、頭に入り、自分の頭で考えられるようになっていきます。

投資はお金を増やすためだけの「単なる手段」だと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

自分がこの社会に根ざして生きていく上で、「必要不可欠な行為であり、学びである」と捉えることができます。

理由②:現金で置くよりも、圧倒的に資産を大きく増やしやすい現実

投資をすべき第2の理由は、シンプルに「自分自身の資産をある程度築こうと思ったとき、投資をする方が圧倒的に資産を増やしやすいから」です。

現金は、銀行や手元に置いておくだけでは基本的に勝手に増えることはありません。

しかし、株式や債券、不動産などの「何かしらのアセット(資産)」を購入することによって、「買ったもの自体が収益を生み出してくれる」という経験をすることができます。

代表的な資産である「株式」において、全米で話題となった名著『JUST KEEP BUYING(ジャスト・キープ・バイイング)』によると、歴史的な平均年間収益率は「8〜10%」とされています。

もちろん、株式は変動性が高くリスクのある資産ですから、時期によってはマイナスリターンになる年もあるでしょう。

しかし、長期的な投資を前提とするならば、多くの場合は現金のまま置いておくよりも、自分の資産を大きく増やすことができる頼もしい手段になります。

先ほども触れましたが、「すべての資産を現金(日本円)で持っている」ということは、自分の全ての資産を日本円に投資している状態です。

まずはその意識をしっかりと持ち、「本当に自分の資産をすべて、日本円という1つの国の通貨だけに置いておいて良いのだろうか?」と立ち止まって考えることが大切です。

株式をはじめとするアセットは、そもそも「収益を生み出すため」に必死に運営されている組織(会社)にお金を置いておくことを意味します。

日本円のまま置いておいても、せいぜい銀行の微々たる利息がつく程度です。

しかし、「収益を上げる」という明確な目的を持った会社に投資をするわけですから、そこから得られる利回り(自分に返ってくるリターン)が大きくなることは、容易に想像できるはずです。

これら2つの大きな点を踏まえ、私はリハビリ職こそ投資をすべきだと考えています。

それは、より良く自分の人生を生きるために、非常に重要な手段となり得るからです。

投資のデメリットとリスク:どう付き合い、コントロールすべきか?

しかし、投資には必ずリスクが伴います。
皆さんは「リスクプレミアム」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

リスクプレミアムとは、投資によって自分の資産をリスクにさらす代わりに、その対価(見返り)としてリターン(プレミアム)が得られるという考え方です。

つまり、ある程度の価格変動リスクは、株式などの市場に参加するための「入場料」のようなものであり、支払う必要があるものだと割り切らなければなりません。

市場に参入するタイミングによっては、一時的にリターンが非常に低くなったり、あるいはマイナスに大きく落ち込んでしまったりすることもあります。

しかし、投資において最も大事なことは、「市場から退場することなく、ずっと自分の投資を続けること」です。

投資における具体的なデメリットやリスクとしては、以下の点が挙げられます。

  1. 資金の流動性が下がる:手元の現金を投資に回すと、急にお金が必要になったときに、すぐには使いづらくなってしまう点です。
  2. 一時的な評価損のリスク:投資したタイミングによっては、購入後に評価額が下がってしまい、含み損を抱えてしまうことがあります。
  3. 集中投資による大損のリスク:リスクが高すぎる商品や、特定の「個別株」などに自分の資産を集中させすぎてしまうと、その会社が倒産したり、資産が大暴落したときに甚大な損失を被ってしまいます。

しかし、これらのデメリットやリスクは、「自分の資産をどの程度リスク資産に配分するか(アセットアロケーション)」、そして「時間・地域・資産(アセット)の分散」を徹底することで、十分に防ぐことができるリスクであると考えています。

要するに、自分自身が引き受けきれないような過剰なリスクを取るのではなく、「自分の可能な範囲でのリスク」を正しく取ることで、健全で適切な資産運用は十分に可能なのです。

私がおすすめする、リハビリ職のための「有効な投資戦略」

では、具体的にどのような手法で進めるのが良いのでしょうか?

私がおすすめする投資手法は、非常にシンプルで再現性の高いものです。

まず、生活が立ち行かなくなるような無理な投資は絶対に避け、しっかりとした「生活防衛資金」を元手として手元に残します。

具体的には、自分自身の収入(または生活費)の半年〜1年分を、絶対に手をつけない現預金として銀行口座に置いておきます。

そして、その生活防衛資金と直近で使うお金を差し引いた、当面使う予定のない「それ以外のお金」を、すべて「全世界株式」などのインデックスファンドに投資する方法です。

これを行うだけで、世界中の何千という企業や地域へ自動的に資産が分散されるため、特定の企業や国と一蓮托生になるリスクを避けることができます。

なぜ数ある金融商品の中で、「全世界株式」などのインデックスファンドを推すかというと、3つの理由があります。

1つ目の理由は、多くの資産の中で株式を選択すると、ある程度のリターンを期待できること。

2つ目の理由は、投資信託などで数多くの銘柄があるインデックスファンドであれば、手数料を最小限に抑えられること。

3つ目の理由は、100円からなど、少額から投資をすることができ、自分の許容範囲内で投資を続けやすいことです。

それらを踏まえて、生活防衛費以外の投資に回せるお金を「全世界株式」などのインデックスファンドに入れて、あとはご自身の給料が毎月入ってくる限り、可能な範囲でコツコツと「積立投資」を淡々と続けること

これこそが、私たちが取れる非常に有効かつ最強の投資戦略です。

私自身もこの手法を実践しており、資産が育っていくのを実感しています。

最後に:もし世界中の株価が下がり続けたらどうなる?

「投資をすると、いつか世界的な大暴落が起きて、大損してしまうのではないか?」という意見や不安の声をよく耳にします。

もちろん、短期的にはそのような厳しい局面もあるでしょう。

しかし、これまでの長い経済の歴史を振り返ってみると、株価は常に紆余曲折を経ながらも「右肩上がり」を続けてきました

長期にわたって低迷する期間があったとしても、必ずどこかのタイミングで浮上していることがデータから分かっています。

さらに現代においては、「全世界株式」のように、世界全体に丸ごと投資をするという高度な「分散」が、個人の手で驚くほど簡単に、かつ低コストでできるようになっています。

このような地域分散を行うことで、特定の国だけの事情による「10年、20年スパンでの長期的な下落」という影響を、非常に受けづらくすることができるようになっています。

では、逆に「ここから世界中の株価がずっと下がり続ける世界」があるとすれば、それは一体どんな世界でしょうか?

それはつまり、「人間の欲がなくなり、人々が何も買わなくなり、世界中のあらゆる会社が儲け(利益)を出せなくなった世界」ではないでしょうか。

そんなディストピア(暗黒世界)を、皆さんはリアルに想像できるでしょうか?

人類が何も欲しがらなくなり、誰も働かなくなり、経済が永遠に悪化していく……そんなことは、普通に考えてなかなか起こり得ないはずです。

確かに、過去にも感染症のパンデミックや、戦争、金融危機といった大きな出来事によって、一時的に世界経済が大きく落ち込むことはありました。

しかし、その落ち込みが「20年、30年、50年、100年とずっと右肩下がりで続く」ということは、歴史的にも、人間の本質的にも考えにくいのです。

仮に、本当に何十年も株価が下がり続けるような事態になったとしたら、それはきっと投資どころの話ではなく、「資本主義」という今の世の中のルールそのものが完全に破綻してしまっている時です。

そうやって究極のケースまで考えてみると、今のこの社会のルールにおいて、世界の経済成長に自分のお金を乗せておく「投資(世界分散・積立)」という行為は、極めて打率が高く、合理的な、正しい選択なのだと思えてきませんか?

繰り返しになりますが、私たちリハビリ職は、医療・福祉という「比較的安定した毎月の収入」を得られるという、非常に強いベースを持っています。

だからこそ、その安定を武器にして、病院や施設という独特な雰囲気の職場の中だけに閉じこもるのではなく、一歩外の「社会」に目を向け、投資を実践していくことが非常に大事なのではないでしょうか。

未来の自分の人生をより豊かに、そしてより広く社会を見渡せるプロフェッショナルになるために、ぜひ小さな一歩から投資の勉強と実践を始めてみてください。

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