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【簡単】日記を使って自分の考え方の癖を知ろう

生活術

こんにちは、たにしんです。



突然ですが質問です。



何かを判断するとき、みなさんはしっかり考えた上で判断していますか?



例えば、これいいなと思ったシャツを購入するとき、レストランで食事を注文するとき、仕事での仕事の優先順位をつけるとき、飲み会の店を選ぶとき、旅行の行先、などなど。



こういったことを考えるときに、実は私たちの脳は思ったほど考えていなかったりします。



なぜなら、脳はとてもエネルギーを消費する器官で、できることなら省エネにするようにプログラムされているからです。



では、脳はどのように省エネにするのか?



それは、これまでの習慣や経験から作られた考え方に準じて判断を下すという方策をとっています。



脳にとって、0から新しいことを考えることはとても大変な作業です。



そのため、1つ1つを新規で考えることはせず、これまでの習慣や経験から作られた、ある種の考え方の癖に沿って判断を下すわけです。



そうすることで、既存のルートを使って判断をすることができ、結果脳は省エネを果たすことができます。



これはとても賢い省エネ方法である一方で、注意が必要な方法でもあります。



なぜなら、よく考えて判断したと思っていたことが、実はいつもの考え方の癖で処理をされてしまっていることがあるからです。



つまり、考え方の癖に沿った判断ばかりをしていると、自分の考えに幅が生まれず、視野が狭くなってしまうということです。



日常の細かな判断については、省エネモードで問題ないですが、大きな決断であったり、仕事での行き詰まりを解消するために考えることが必要な場合は、幅広く物事を考える必要があります。



幅広く物事を考えるために必要なことは、自分の考え方の癖から抜け出した考え方もすることです。



どうすれば、自分の考え方の癖から抜け出せるのでしょうか?



その方法の第一ステップは、自分の考え方の癖を知ることから始まります。



自分の考え方の癖を知っていれば、自分が判断を下そうと考えているときに、「これはいつもの考え方の癖に流されているのではないか?」と気づき、考え方の幅を広げる機会を作ることができます。



では、どのようにして、自分の考え方の癖を把握すればいいのでしょうか?



答えは簡単で、ただ日記をつけて自分の考え方を振り返ればいいだけです。



例えば、1日の終わりに、仕事中の出来事をとりあげて、どのような判断をしたか日記に書きます。



その判断について、自分はどのように考えて判断を下したのか、その根拠を日記に書き込みます。



方法はそれだけです。



プラスして、考え方とそのときの感情も一緒に書いておくと、さらに自分の精神状態も考慮した考え方を分析できます。



例えば、「今日は上司に資料の作成という雑用を頼まれた。自分の仕事も溜まっていたので、ちょっとイラっとしたけど、上司の反感を買うのは嫌なので、笑顔で雑用を引き受けた。」みたいな感じです。



この場合、感情は「ちょっとイラっとした」、考え方は「上司の反感を買うのは嫌」という部分になります。



こういった内容の日記が多いようであれば、自分の考え方の癖として、「少々の反感があっても、相手との軋轢を回避するためならば無抵抗に仕事を引き受ける判断をしがち」といったことがみえてきます。



そして、考え方の癖から抜け出すためのステップ2は、自分の判断を振り返ることです。



みえてきた自分の考え方の癖について、改善する必要があると思えば、日記での場面で実際にどうすればよかったのかを考えることで、視野を広げることができます。



例えば、「上司に雑用を振られた際に何も言わずに引き受けたのはよくなかったな。自分が抱えている仕事について説明して、ほかの人に雑用を振ってもいいか確認するなどしてもよかった」とか振り返るわけです。



そうすることで、自分の考え方の癖を意識づけ、考え方の幅を広げることにつながり、今後の行動変容につなげていくことができます。



私は3年前くらいから、毎日500文字程度の日記を書いていますが、日記は自分の考え方を振り返るのに最適だと思っています。



スマホアプリで500文字入力するのに、5分もかかりません。



これだけ手軽で、自分の振り返りに効果的な日記。



ぜひ、考え方の癖を知り、考え方の幅を広げたい方はやってみてください。



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30歳代 男性。2児のパパ。普段は急性期病院で作業療法士として働く。病院に縛られない自由な作業療法士になりたいと思い、いろいろなことに挑戦中。作業療法士のための副業や転職、資産構築の方法を発信しています!

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