こんにちは、たにしん(@tanishin_321)です。
最近、アメリカでは「静かな退職」とか、「アンチワーク」という言葉が流行っているらしいです。
- 静かな退職・・・組織に在籍しているが、最低限の仕事だけを淡々と行う働き方。
- アンチワーク・・・反労働・打倒資本主義を掲げて、できる限り労働に伴う強制要素をなくすことを目的とする思想。労働者として搾取されるのではなく、雇用主や資本家から搾取することを是とする。
アメリカというと、バリバリビジネス!自由の国!アメリカンドリーム!みたいなイメージがありましたが、若者の労働意欲が低下してきているそうです。
世代が変わるにつれて、価値観が変わるのは世の常ですが、生活の基盤となる「労働」にも価値観の多様化が出てきたようですね。
ちょっと前に、中国でも寝そべり族というのが話題になりましたよね。
寝そべり族・・・中国において若者の一部が競争社会を忌避し、住宅購入などの高額消費、結婚・出産を諦めるライフスタイル。具体的には、家を買わない、車を買わない、恋愛しない、結婚しない、子供を作らない、消費は低水準)という「最低限の生活を維持することで、資本家の金儲けマシーンとなって資本家に搾取される奴隷となることを拒否する」といったポリシーで生きる。
また、日本人の労働への価値観も変わってきています。
働き方改革などの影響もあり、ワークライフバランスを考える人が増えています。
まあ、ワークライフバランスを考えることは良いことだと思います。
ただ、それを主軸に考えることで、会社で働くよりもプライベートを充実させたいといった思いが強くなったり、生活に必要なお金を稼ぐためだけに仕事をするといったような人も増えましたよね。
そういう価値観を持つ人たちは、仕事で成果を出したいという気持ちや、仕事へのやりがい、仕事での向上心などが希薄なイメージがあります。
それが悪いわけではなく、人それぞれの価値観ですが、いろいろと世の中変わってきたなぁと感じるわけです。
個人的には、アメリカで叫ばれている静かな退職やアンチワークといった考え方は、逆風の中を帆船で進んでいくようなものだと思っています。
なぜなら、望むと望まざると、生活をしていくためには、労働をしないといけない人がほとんどだから。
そして、一日に占める労働の割合もけっこう大きい。
そんな状況で、労働に対してネガティブに動くということは、めちゃ逆風。
けっこう大変なことなのでは?と疑問に思ってしまいます。笑
個人的には、ライフワークバランスを考えつつ、仕事では前向きに成果を出せるように全力でコミットする。
こういう姿勢がよいのではないかと思っています。
もし、世の中の静かな退職割合が増えれば、相対的に仕事に積極的な人の価値は上がると予想されます。
今から、積極的姿勢で働いていけたら、きっと将来は大きな成果をつかめると信じています。
日々の積み重ね、大事にしましょう!
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