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30代から気を付けるべき仕事とキャリアのルール4選

仕事術

こんにちは、たにしん(@tanishin_321)です。

最近、こんな本を読みました。

「あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール」

この本は、小倉 広さんという方が書かれた33歳からの生き方に関するルールが書かれた本です。

小倉 広さんの紹介

小倉 広さんはリクルート、ソースネクストなど、名だたる企業でお仕事をされた方です。

多様な経験を活かして、「人生学」の探求と普及活動を行っている、人生については一家言ある方です。

そんな小倉さんの書かれた本書は、非常に読みやすい内容で、30代から気を付けるべきヒントがたくさんありました。

あくまで、小倉さんの経験や主観に基づいた内容なので、全員に当てはまるものではないと感じましたが、100個ものルールがあるので「これは!」と思う気づきやヒントがある一冊だと思います。

本のタイトルにもありますが、「あたりまえだけどなかなかできない」ルールを扱っています。

本に書いてある内容は、言われたらその通りだと思うけど、自分ができていないことを認識させられます。

僕自身、この本のルールで「これは実践しよう!」と思うものを決めて、少しずつやっていきます。

この記事では、数あるルールの中から、「仕事のルール」と「キャリアのルール」について取り上げます。

30代から、仕事やキャリアが気になる人は多いと思います。

ぜひ、この記事を読んで、一緒に30代からの仕事やキャリアを良いものにしていきましょう!

仕事のルール

僕たちビジネスパーソンが、多くの時間を費やす仕事についてのルールが20個書いていました。

僕が読んでいて、特にハッとさせられたのは、ルール12:仕事で泣けてる?というもの。

あとは、ルール20:緊急でない重要事項で人生が変わる。

以下、この2つのルールを解説していきます。

ルール12:仕事で泣けてる?

単純に、仕事を必死にやって、悔しかったり嬉しかったり、心を大きく動かされて、涙を流すような感動があるか?ということです。

ここで言われているのは、「涙を流す」という事象が大事なのではなく、それくらいの必死さで仕事と向き合え、ということ。

30代ともなると、仕事にだいぶ慣れてきて、手の抜きどころがわかったり、必死に考えなくてもなんとなく仕事を「こなす」ことができるようになったり、そんな時期になります。

そんな時期だからこそ、自分の心が動くくらい、必死に没頭した仕事をすることが、ルールとして成立するのでしょう。

今の自分を振り返ると、確かに新人の頃に比べて、自分の仕事から必死さが減っていることに気づきました。

このルールは、自分の仕事ぶりを振り返るためのルールだと思います。

そして、振り返ったあとに、具体的に何をするのかが大事ですよね。

これは、僕の考えですが、30代で感動するほどの仕事をするには、自分の意思で、相応の責任を負って、プレッシャーを受けながら仕事をするべきだと思っています。

そのためには、自分が「こうしたい!」と思えるプロジェクトの企画書を作ることが、具体的なアクションになると思います。

そして、作った企画書を上司に提案するかどうか、本気で考える。

どこかで聞いた話ですが、月1で自分の企画書を作るという習慣を持つと、企画力が上がるし、チャンスを掴む可能性が高くなるそう。

企画書というと、なんだかハードルが高そうな感じがしますが、

①仕事をしていて自分が感じる問題点
②その問題点を解決すべき理由(目的)
③問題点解決のための具体的な目標(数値など)
④ ①~③の説明としての本文

くらいの簡単なものでいいと思います。

ぜひ、月1企画書チャレンジをして、企画書のストックを作ってみてください。

ルール20:緊急でない重要事項で人生が変わる

「緊急でない重要事項」こそが、人生において大切なことであり、そこにどれだけ時間を費やせるかで人生の満足度が変わってきます。

このルールでは、30代は「緊急でない重要事項」に集中すべきと書いています。

「緊急でない重要事項」と言われても、ピンとこないかもしれません。

具体例を引用すると、

学習や自己啓発、健康促進と運動、仕事の改善や改革、マニュアル化やフォーマット化、新商品開発、戦略立案や共有、ビジョン設定と共有、同僚や家族との人間関係づくり

小倉 広著:あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール

などが挙げられています。

これらは「将来への投資活動」や「問題を未然に防ぐ予防活動」になります。

さまざまな本で、この「緊急でない重要事項」については触れられますが、それほど人生において大切な事項だということ。

ここに、どれだけのリソースを割けるかが、充実した人生を送れるかどうかに深くかかわってきます。

まずは、自分にとっての「緊急でない重要事項」は何か?紙に書き出すといいでしょう。

「緊急でない重要事項」だけ書き出すのが難しければ、自分の抱えているタスクや、今後したいことを書き出して、その中からピックアップしてもいいでしょう。

僕の場合は、読書やセミナーへの参加といった自己学習、副業をするための戦略立案・実行、自分を振り返る内省の時間などが、「緊急でない重要事項」にあたります。

これらのタスクは緊急ではないため、いつかしたいな、程度の想いではなかなか実行できません。

そこで必要なのが、自分のスケジュールに「緊急でない重要事項」を入れていく作業です。

自分の予定表やカレンダーに、〇月〇日の〇時から実行すると、予定に組み込みます。

あとはそれを守るだけ。

僕は最近、朝イチでGoogleカレンダーに自分の予定を入れています。

そこで、「緊急でない重要事項」の時間も入れるようにしています。

人生を充実させるために、ぜひ今からスケジュールに自分自身の「緊急でない重要事項」を入れてみてください。

キャリアのルール

30代ともなると、自分のキャリアを考える時期だと思います。

今の職場でずっと働くのか?それとも転職をするのか?

自分のどういったスキルで世の中を渡っていくのか?

いつ頃までに出世したいのか?もしくは独立を考えるのか?

そういった、キャリアを考えるときのルールがこの章では挙げられています。

僕が参考になったのは、ルール22:「やってみたい」を仕事にするな、ルール23:天命の見つけ方、の2つです。

以下、この2つのルールを解説していきます。

ルール22:「やってみたい」を仕事にするな

ここでの筆者の論は、人は自分とは違う才能に嫉妬するため、「やってみたい」で選んだ仕事は往々にして自分の不得意なことになる。

自分の不得意なことに注力すると、なかなか能力が伸びず、努力が実を結ばないことが多い。

仕事においては、自分の本来の強みを伸ばしながら取り組んだほうが、圧倒的に成果が出る。

という話。

不得意なことは仲間や自分を応援してくれる人たちが助けてくれる。

だったら、最初から「やってみたい」ではなく、自分の得意を仕事にすべし。

なるほど確かに。という内容ですよね。笑

僕も仕事では自分の強みを発揮できるようにしていきたいと考えています。

でも、そのためには、自分の強みを見つけるところから始めなければいけません。

強みを見つけるためのツールとして、「ストレングス・ファインダー」なんかもおすすめです。

下の画像は、僕が実際にストレングス・ファインダーをやったときのレポートの一部です。

たにしんのストレングス・ファインダー1
たにしんのストレングス・ファインダー2
たにしんのストレングス・ファインダー3

このような形で自分の強みを分析できるので、この内容から自分の強みを活かせる仕事を考えてもいいですね。

ルール23:天命の見つけ方

天命とは、自分が何をするために生まれてきたのか?という答えです。

天命というと大仰に感じますが、要は「自分が人生をかけてやるべき課題」のことです。

その課題がはっきりしている人と、曖昧な人とでは、やはり人生の充実度が違いますよね。

30代ともなると、人生を通してさまざまな経験をしてきているはずです。

天命の見つけ方とは、「これまでの自分の人生につじつまが合う物語を見つけること」だそう。

この表現に、なるほど!と思わされました。

自分の人生にどんな意味を持たせるのか?それを考えるのに30代はちょうどいい年齢なのだと思います。

この本の著者は、自分の生い立ちと仕事人生から、ある人にファースト・ペンギンと呼ばれたそうです。

そこで、自分の人生の物語に合点がいき、「自分の体験を人々へ伝える」ということが天命だと悟ったのだそう。

天命を見つけるには、自分の人生を振り返る必要があります。

一度時間をとって、幼少期から小学校、中学校、高校、大学、就職、現在までの区切りでどんな経験をして、どんなことを考えたのか、書き出してみるといいでしょう。

これにはけっこう時間がかかると思うので、休みの日を数日使って実践するのがいいと思います。

SHOWROOMを作った前田 裕二さんの著書「メモの魔力」には、自分を知るための【自己分析1000問】という特別付録がついています。

自分の人生を振り返るのに参考になると思うので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

まとめ

この記事では、小倉 広さんの書かれた、「あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール」の中から、「仕事のルール」と「キャリアのルール」で、たにしんが気になった部分をピックアップしました。

仕事のルールでは、「ルール12:仕事で泣けてる?」と「ルール20:緊急でない重要事項で人生が変わる」を取り上げました。

仕事に慣れてきて、「こなす」ことができる30代。

涙が出るくらい、心が大きく動くくらい、必死に仕事に打ち込むことができているか振り返ることが大事です。

必死に仕事をするには、それなりのプレッシャーが必要なので、自分が企画した仕事をすることが一番です。

そのためには、月1で企画書を書いてみましょう

「緊急でない重要事項」は人生の充実度を上げます。

緊急度の高い仕事ばかりに追われるのではなく、「緊急でない重要事項」に取り組む時間を作りましょう。

無計画に仕事をしていては、緊急度の高い仕事に時間を奪われてしまいます。

「緊急でない重要事項」を自分の予定表やカレンダーに、〇月〇日の〇時から実行すると、予定に組み込んで、その通り実行する習慣を身につけましょう。

キャリアのルールでは、「ルール22:「やってみたい」を仕事にするな」と「ルール23:天命の見つけ方」を取り上げました。

人は自分とは違う才能に嫉妬するため、「やってみたい」は自分の不得意なことになりやすい。

不得意なことに注力するより、自分の強みを伸ばしながら取り組む仕事のほうが成果を出せるため、そちらがおすすめです。

自分の強みを見つけるツールとして、「ストレングス・ファインダー」なんかもよいと思います。

人は、「自分が人生をかけてやるべき課題」である天命がはっきりしていると、人生が充実します。

その天命を見つけるには、「これまでの自分の人生につじつまが合う物語を見つけること」が大切です。

自分の人生を振り返るにあたり、SHOWROOMを作った前田 裕二さんの著書「メモの魔力」の特別付録、自分を知るための【自己分析1000問】が役に立ちます。

ぜひ、気になるルールがあれば、具体的な方法まで実践して、人生をよりよくしていきましょう!

30歳代 男性。2児のパパ。普段は急性期病院で作業療法士として働く。病院に縛られない自由な作業療法士になりたいと思い、いろいろなことに挑戦中。作業療法士のための副業や転職、資産構築の方法を発信しています!

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